「平和」を考える戦跡めぐり|金沢ウォーキング

2009年1月31日、富山からの参加者11名と石川県連盟の皆さん4名は金沢駅前の「もてなしドーム」に集合し、新スポ連石川の藤田さんのガイドでスタートしました。

富山で想像していたより雨足が弱く傘を差そうか止めようかと迷うくらいの雨、そして風もなくホッとしながらのスタートでした。

長町の土塀づたいに武家屋敷跡を巡り、香林坊に着きました。利家と松の菩提寺の尾山神社で石段の傾斜が15度だとか辰巳用水から引水した金屋石の筒の説明もしていただき、山伝いに歩き、尾崎神社を経て黒門、さらに大手門から金沢城公園に入りました。

大手門の手前で戦跡の最初の碑「第7連隊記念碑」(面会所跡)の説明を受け金沢が北陸の軍隊の中枢地と言うことが分かりました。広場に入り、左手に五十間長屋、右手前方に三十間長屋を伺いながら旧陸軍の第6旅団司令部庁舎・弾薬庫などの案内をしていただきました。

最後に護国神社に立ちより、過去の戦争を賛美する数々の碑に、第二次世界戦争で父を無くし平和な世界を、戦争をなくそうという思いの私は複雑な思いでこのときを過ごしました。

石川県平和委員会の山野健治さんや新スポ連いしかわの藤田克彦さんに一日のガイドを感謝し、金沢を後にしました。この日歩いた距離は約10Km、歩数は14,500歩でした。