広島・長崎反核平和マラソン|40周年記念レセプションを開く

1983年、福岡・長崎間で始まった反核平和マラソンは今年で40回目(2020~21年は中止)を迎えるのに先立ち、実行委員会は6月30日、北九州市若松区の旧古川鉱業若松ビルでこれを記念するレセプションを開催しました。

広島、山口、福岡、佐賀の各県から山口・福岡・佐賀の自治労連や全法務中国・九州、新スポ連福岡の実行委員会団体、また遠くは大阪などから25名が出席し、当時の思い出や現在の状況をひとり一人が語り合いました。

今年の実行委員長の岩田修二さん(全法務中国)は「被爆地を結ぶマラソン、被爆者とその家族の思いを胸に、戦争のない、核兵器のない平和な世の中をめざして走りましょう」とあいさつ。このあとこれまで一緒に走ってきて亡くなられたランナーや関係者の方へ黙祷を捧げました。

第20回のビデオが放映され、走る姿が映し出されると「おっ~若いな」「暗いうちから走っていたんだ」「みんなが手を振って走っている」など笑い声とともに当時を懐かしく見入っていました。会場には、過去のTシャツやタオルなどのグッズが並べられ、買い求める姿も。

今年は、例年どおり8月6日に広島・平和公園前を出発し、8日の長崎・平和公園まで3日間の日程で行われます。実行委員会では熱中症対策もとりながら準備をすすめています。

広島・長崎反核平和マラソン40回記念レセプションしおり↓

#スポーツは平和とともに
▽反核平和マラソン
後援:平和首長会議、日本非核宣言自治体協議会、各地自治体

https://www.njsf.net/zenkoku/peacerun/

※新スポ連は、スポーツ界から平和を求める声を上げる運動に取り組んでいます。1982年、大阪からはじまった平和マラソンは、現在20都府県以上で開催されています。