21都道府県から280名が参加|第1回全国オープン身体障がい者愛知ふれあい卓球大会

2019年8月3~4日、名古屋市 日本ガイシスポーツプラザで「第18回全国オープン身体障がい者愛知ふれあい卓球大会」が開催されました。1日目は団体戦、2日目の午前は障がい別、午後は健常者も一緒のオープン大会でした。参加者は21都道府県から280名。ボランティア92名が大会を支え、聴覚障がい者のために専任の手話通訳者が3名来てくれました。今回もロンドン・パラリンピック出場選手が参加し、レベルの高い試合となりました。

参加者からは、「普通の人でも障がいを持った人でもスポーツができることがすばらしい。人としては何も変わらない。一つのことをはっきりと指示をするように。『がんばれ』とか、抽象的、情緒的な言葉はあまり言いません」「卓球で友だちが増え、とても楽しみ」「運動しなかったら機能がどんどん衰えるので、現状維持が大変。審判をしながら、お互いに行動観察して相手の弱点をつかんでいます」などの声がありました。

また、今回の大会を支えた手話通訳の方からは「『ありがとう』の言葉で喜びを感じます。通じると嬉しいです。聞き慣れない言葉を理解することも大変。若い通訳者が育たないのは、それだけで生活ができないから。聞こえない世界を想像してみてほしい。『テレビの音を消してみて』と言われたことも。卓球を見ていて、狭いところでパワフルにやっていることがすごいと思いました」とのコメントがありました。

▽新スポ連 愛知卓球協会