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「スポーツのひろば」
2008年6月号No.408

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 第17回全国卓球選手権大会

熱戦相次ぐ 好試合連続の2日間  »大会結果

2007年12月1・2日 千葉ポートアリーナ
主催:新日本スポーツ連盟全国卓球協議会
主管:新日本スポーツ連盟千葉卓球協議会
後援:千葉県、千葉県教育委員会、千葉市、千葉市教育委員会

  第17回全国卓球選手権大会は12月1〜2日の両日、千葉県千葉市の千葉ポートアリーナで開催されました。28都道府県から一般団体に99チーム、ベテラン団体に60チームの計159チーム、個人戦には669人の参加があり、熱戦が繰り広げられました。会場の制約もあり、昨年より少し参加者数を縮小せざるをえませんでしたが、予選開催県数は33都道府県で過去最高の広がりに達しました。当面の目標の40都道府県まであと少しです。

 男子一般団体戦決勝では、TEAM SATO(A)(兵庫)がKuni卓(東京)を3−1で破り二連覇を達成。柳延恒、緒方昭範選手の二枚看板に高校生の竹谷裕一選手を加えた布陣は、やはり強力でした。Kuni卓は、岸川一星選手を中心に若い岩村健司選手の活躍もあり、決勝までストレート勝ち。決勝は岩村選手が緒方選手を破りましたが、第1ダブルスをゲームオールのジュースで落としたことが勝敗に響きました。その他では、第2シードのT.O.M倶楽部(東京)を破りベスト4に入った、F・C・C(千葉)の活躍が目立ちました。予選リーグの1位進出チームは19ブロックのうちTEAM SATOとグリーンネット(京都)以外はすべて東日本勢。もっと各地方のレベルアップを図っていくことが求められています。

 女子一般団体戦決勝は、美鷹クラブ同士の対決。Aチームがストレート勝ちし、1988年以来の2回目の優勝を飾りました。二連覇を狙った第1シードの京卓クラブ(東京)は、準決勝で美鷹クラブBに2−3で惜敗。注目の王選手を擁するタウンズエイト(千葉)は準決勝で美鷹クラブAにファイナルのダブルスまでもつれましたが、ゲームオールの末敗れました。女子も予選リーグ14ブロックのうちビズラK(兵庫)以外はすべて1位通過が関東勢で占められました。今後は西日本の奮起に期待します。

 ベテラン団体戦 (55歳以上で構成)は、男子はカットマン3人を擁する春一番(愛知)が、ナミーズ(東京)をストレートで下し初優勝を飾りました。女子は二連覇していた葛城クラブ(東京)が予選リーグで敗退するなど、シードチームがいずれもベスト4に残れず、決勝まですべてゲームオールの接戦を制してして勝ち上がった飛行船(東京)が、卓東会(兵庫)下し初優勝しました。

 個人戦は一般と9クラスの年齢別に分かれて熱戦が繰り広げられました。男子一般の決勝は昨年と同じ対戦となり、柳選手(TEAM SATO・兵庫)が、同じクラブの緒方選手をストレートで破り連覇を達成しました。準決勝での菴木伸吾選手(AI's・東京)との試合は、本大会一番の好勝負。菴木選手の前後の揺さぶりと前陣での強打に、柳選手は第1ゲームを失いましたが、すぐ立て直し振り切りました。今回ダークホース的存在だった岡田真治選手(その田卓研・兵庫)は、広い守備範囲のカットと攻撃型選手顔負けの攻撃力をもち、第3シードの高橋鑑史郎選手(T.O.M倶楽部・東京)を撃破したが、準決勝で緒方昭範選手に1−3で敗れました。

 女子一般は、王慧静選手(タウンズエイト・千葉)が昨年のチャンピオン井上瞳選手(千葉クラブ・千葉)を破り、圧倒的な強さで初出場、初優勝を果たしました。サーブ、ドライブ、プッシュなど今の日本選手では、歯が立たないのではないかと思います。

 年齢別の部は、ほぼ半分が初優勝であるようになかなか連覇は難しいが、その中で男子では、Bクラスで河原充選手(松涛クラブ・東京)が四連覇、女子では、Dクラスで二連覇を達成し、B・C・Dクラスを通じて5回目の優勝を果たした島田美鈴選手(若木クラブ・東京)の活躍は特筆されていいでしょう。全体的に今年は運営のみならず地元千葉県勢の選手の活躍が目立ちました。

 昨年、一昨年とスポーツ連盟の卓球組織がない地域の開催でしが、今回初めて千葉県卓球協議会が主管し、審判員も加盟クラブ員を組織し、関東ブロックの協力も得て立派に成功しました。改めて関係者の皆さんに御礼を申し上げたいと思います。(文:北川登 写真提供:ハッピースマイル)

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