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2008年5月

第28回 定期全国総会が示したもの
― それは静かなものながら、確かな組織拡大への手ごたえ―


 新日本スポーツ連盟第28回定期全国総会は、「スポーツの花を咲かせよう―多様なスポーツ活動と組織化を旺盛に―」をテーマに、3月15日・16日の両日東京で開催されました。すべての議案は満場一致で採択され、2年後のスポーツ連盟創立45周年に向けて船出しました。この2年間は、スポーツ連盟の歩みにとって画期となるでしょう。

  私は、総会で討論のまとめをしましたが、その際触れることのできなかったことも含めながら、総会の示したものを考えてみたいと思います。それは、深く静かに沈潜しているものでありながら、組織拡大への確かな手ごたえでした。

何よりもまず総会が明らかに示したものは、多様なスポーツ活動の展開が種目を超え地域を超え、年齢を超えて語られたことです。それらは、スポーツ愛好者の気持ちに寄り添い、その願いを実現するために活動する姿です。「スポーツ きみが主人公」そのものです。
「スポーツ きみが主人公」の実現は、何よりも日常的なスポーツ活動の場、競技会・大会の場で発揮され、老若男女、技術レベルの如何を問わず、生き生きと思う存分最高のプレイを会場いっぱいに展開しているところに表現されています。

しかしそれは、それだけにとどまるものではありません。クラブ・協議会・連盟そのものの運営、スポーツの社会的条件の整備や平和への取り組み、『スポーツのひろば』を軸とする広報活動、さらには財政活動の面でも、貫かれ積極的に展開されているのです。
このように、スポーツそのものに係わるあらゆる部面において「スポーツ きみが主人公」の活動を展開することによって、スポーツ連盟が構成員自身のものとなっていくのです。そのことが、第28回全国総会を通じて、一段と前進したと私は実感しました。

この「スポーツ きみが主人公」の展開によって、スポーツ連盟はこの間社会的な信頼と権威を大きく前進させることが出来たと思います。同時に、それは組織を大きくしていくための巨大な水源地なのです。それが小川となって流れ出るか、伏流水となって後年現れるかの違いはあるかもしれませんが、必ず組織を大きくしていくことに結び付きます。「スポーツ きみが主人公」の展開は、多くの人と人の強い絆を生み出しているからです。これこそが組織を大きくしていく保証なのです。 

(新日本スポーツ連盟会長 永井 博)

 




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